富士山木耳ファーム

富士山木耳ファームさんは元々イーシーセンターという建物解体工事、産業廃棄物処理を行っていましたが社内でやっていた農業に目を付けて、農業が一番のリサイクルだと社長さんが気づき、そこで農業を始めようときめたそうです。でも今から農業を始めても周りの農家さんには勝てないと思い周りでやっているのが少ないきくらげを選んだそうです。


きくらげの作り方は主に2つあり、1つ目の原木栽培は天然の木に直接種菌を植え付ける方法です。
2つ目の菌床栽培は菌床でキノコを栽培する方法であり、富士山木耳さんは菌床栽培を採用しています。


きくらげは、温度、湿度、二酸化炭素濃度の管理が難しいとされています。なので夏は不作になることがあるそうです。そして、植え始めは水を1時間に1回あげて、植えてから1か月~2か月後は4~5時間に1回水をあげます。


きくらげは栄養価が高く、食物繊維はキャベツの8倍あり、ビタミンDはイワシの6倍あり、カルシウムは牛乳の2倍あり、鉄分はしいたけの8倍も多くあります。さらに、きくらげは日光に当てて乾燥させると栄養価が増すと言われています。そして中国ではきくらげのことを食べる漢方とも言われているそうです。


きくらげは無臭でコリコリとした食感ですが、見た目が黒いなどの理由から子供の苦手な食べ物になりやすいです。なので、富士山木耳ファームの職員さんは餃子の中にきくらげを入れたりハンバーグの中にミンチにして入れたりなどをして食べさせているそうです。


私が今回インタビューに行ってきくらげがどのように栽培されて、どうゆう物なのかが詳しく知れました。
またきくらげのアヒージョやきくらげの刺身などを食べさせていただいてとても食感が良く美味しかったので、是非皆さんも買って食べてみてください

直売所では、富士山木耳や富士山木耳アヒージョの試食ができます。

城南静岡高校インターンシップ記者:ふじぽん